「うのしまヴィラ」茨城県太田尻海岸

まえがき
これまで多くの宿泊施設へ宿泊をしてきました。観光を仕事にする私にとって宿泊する目的は仕事であるのは当然なのですが、宿泊した後は、ありがたいことに新聞・テレビ・雑誌・ネットの記事といったBtoCのメディアであったり、BtoBの調査報告書であったり、いずれにしてもアウトプットする機会がありました。
ですが、コロナを機に大学の教育現場へ飛び込んだこともあり、これまでのようにアウトプットをする機会を減らさざるを得ない状況になりました。SNSで発信はするものの消化不良を感じ、このブログで書き残していくことにしました。メモ程度ではありますが…。自分が身を投じてきた日本の宿業をこれからも盛り上げていくために!若者へ伝えていくために!
宿泊施設の皆様にはご迷惑をお掛けしない内容を心掛けてはまいりますが、気になるところがありましたらば遠慮なく御連絡くださいませ。

茨城県太田尻海岸 うのしまヴィラ
大洗の宿の主人からすすめられたこと。茨城大学の先生から「茨城県北ガストロノミー」の講演を拝聴したこと。これらのことが重なり念願だった「うのしまヴィラ」を訪ねてきました。茨城に初雪が降った年明けのこと。

庭から見る朝焼け

Overview
宿の名にある「海鵜」がやってくる小島がシンボルとなる海岸沿いにある7室の宿。3.11を機に「鵜の島温泉旅館」から現在のスタイルへ生まれ変わったそう。宿の庭からは朝焼けのマジックアワーを観賞することができます。日本で最も早く日の出を迎える茨城の宿ならではの楽しみです。
そして、目玉はお食事。茨城県は農家数が多いことで知られていますが、丁寧に料理した山海の幸を存分に楽しませてくれます。大王蔵という地元の日本酒もすすみます。さすがガストロノミーの宿!
建物は、宿泊棟と食事棟の二棟からなり、食事棟の2階にある大浴場では敷地内から湧く鉱泉が注がれています。旅館でもなくホテルでもない。ただ海を眺め美味しいものをいただくために訪ねたい一軒宿です。

Topics

常陸大黒や久慈浜のシラスを使った前菜

揚げたてのアンコウの揚げ物

ブランド豚・美明豚のしぐれ煮

香ばしい焼きたてのフィナンシェ

朝食も手作りのもので大満足

オーナーは県が認定する「観光マイスターS級」
親切に食や地域のことを教えてくださいました

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