日本経済新聞・何でもランキング「秋の水辺彩る 逆さ紅葉」

10月14日の日本経済新聞「何でもランキング」は「秋の水辺彩る 逆さ紅葉」。
日経プラス1の紅葉ランキングは、毎年、楽しみにしている方も多いと思います。編集者の方は企画に頭を悩ませているかもしれませんが…。


今年は「逆さ紅葉」。まさに映え!ただ、自然の造形ですから出会えるかで会えないかは未知数ですね。天気予報をチェックするのは言うまでもないですが…。私も見たい風景を訪ねて日本を行脚してきましたが、見られなかった時も「また良し」感じるようになりました。写真家などはそういった訳にはいかないと思いますが…。
それも、こういった新聞や雑誌、SNS等のメディアから多くの情報を得ることができるので、頭のなかで目の前の風景をつくりだし一定の満足を得てしまうのでしょう。しかしながら、現実に目の前に現れた風景は、五感を通じて強烈な記憶と感動を与えてくれますので、見られることに越したことはないと思います。是非、お出かけいただきたいと思います。

「逆さ紅葉」の話をいただいた時、真っ先に思い出したのが父の画でした。紅葉に限らず「逆さ」を書き続けています。改めて父から「逆さ」を書く意図を聞きました。「相似性の面白さ」ということでした。そこに感情や情緒はあまりなく方法論への追及だったということが分かりました。理数の学者のような回答に娘ながら衝撃でしたが…、一つ勉強になる機会でもありました。ありがとうございました。(山田祐子)