ゴルフ場のホスピタリティ
2年位前からゴルフを少しずつ始めました。1人だけで練習の時間がつくれること、年齢にかかわらずスコアが良くなることが理由で続いています。先日、ハイグレードといわれるゴルフコースでプレイする機会があり、受けたサービスに関する雑感をレポートします。私が行けるぐらいなのでハイグレードという範囲が難しいところですが…。プレイ当日は大型連休中の雨日。予約数が取り消しになったこともあるのでしょう。明らかに余剰人員でした。
エントランスの前には5-6名が一堂に整列し一例の出迎え。訓練されていました。その後、フロントロビーに入り、フロント3名にロビーアテンド1名。ロビーアテンダントは待機姿勢で手の位置は高過ぎで違和感…。フロントもロビーアテンダントにも45度の礼で迎えられました。そして、私達が車のドライバーを待つ5分ぐらいの間、フロントもアテンダントも私達の方を向いたまま直立不動で微動だにしません。待機姿勢、礼の角度は出来ていても人間味を感じられないマネキンのようでした。もちろん私はメンバーないですしメンバーには異なる対応を訓練されているのでしょうか。ハードはハイグレードでしたがソフトには違和感を覚えました。
こちらはランチ。ご当地のラーメンセット。料理内容は満足でしたが、ここでも違和感。配膳ロボットがテーブルの前まで配膳し、ロボットからテーブル上へ配膳する際にはスタッフがやってくる。ワゴンではなくロボットを活用しているということは、高稼働な日は客人自らロボットから引き取らせるということでしょうか。ハイグレードなゴルフ場レストランがファミレスと同じ?
ホテル旅館において配膳ロボットを活用することは、労働力を補うと同時に捻出された時間を客人との会話やコミュニケーションに費やすことを目的にしていますが、今回、メニューの説明もなく天気やプレイに関する会話もありませんでした。
ただ1点、良かった点として。個人名とメニューをタブレットから入力する方式なので、配膳をする際に「○○様、お待たせいたしました。」と提供をしてくれました。これは訓練されているな、と思った矢先、別のスタッフが他のメンバーに提供する際には名前を呼ばなかったので属人的なホスピタリティだったのでしょうか。
ゴルフ場はホテル旅館と比較するとハード重視でソフトを求める客人も少ないのでしょう。天候により稼働が左右がされるので人員数の最適化も難しいのでしょう。ですが、惜しいなぁ、と思った次第です。以上、初心者ゴルファーのつぶやきでした。