「大理石と大嶺酒造」山口県美祢市

山口宇部空港から長門市へ車で向かう際に通る美祢市。出てきた交通看板は秋吉台。秋吉台といえば高校の修学旅行の下関~長崎のルートで立ち寄った思い出の場所。羊の群れのような岩が大地に現れている光景は今でも目に焼き付いています。となれば、少し寄り道していこうと道の駅に立ち寄ったところ大理石のペーパーウエイトと工房のパンフレットを見つけました。そのセンスの良さにこれは期待できる!と直接に電話を掛け工房へ突撃してきました。

その工房の名は「峰北舎」。先祖から引き継いだ石屋でトロフィーの台座をはじめ様々な石碑を手掛けてきたそう。今では大口の需要も減ったので、個人の日常生活品としての品物を作っているとか。写真は工房で販売店舗というより事務所でしたが御主人が気持ち良く品物を色々と見せていただきました。通信販売で購入することもできます。

写真は一輪挿し。どれ一つとして同じものは無いそう。他にも、キャンドルホルダー、リングホルダー、トレー、歯ブラシ立て、etc…。シンプルで柔らかい質感なのでインテリアを選びません。荷物が重くなる…と分かっていながら買い込んでしまいました。。

工房の裏には美祢線が通り、その敷石には無造作に大理石が混じっていました。道の駅でのヒラメキが素敵な出会いをくれました。「峰北舎」さんありがとうございます。自宅で使わせていただいています。また、高校時代の同級生にもお土産として渡すことができました。

次に、長門市からの帰りに立ち寄ったのは「大嶺酒造」さん。大嶺酒造といえばセンスの良い米粒のラベルを近所の呑み屋で見た時から気になっていたのですが奇遇にも本拠地へ来ることができました~。外観からオシャレ感がすごい。

これ酒蔵の入り口ですか?ってほどに雰囲気があり過ぎの入り口です。

入口を入るともはや現代アートの美術館かと思いました。

店内にはタンクが!その横にカウンターがあり甘酒やコーヒーを飲むことができます。

粒が好きな人のためにオリジナルのグッズがズラリ。どれも欲しい…。

さんざん悩んだ挙句に選んだのはキャップと「大嶺3粒 火入れ 雄町」とキャップを購入。通信販売で買えないものを教えてください!とうかがったところキャップとなりました。

今回の2軒はいずれも予定外の訪問先。移動時間にハラハラしながらも「よし、行こう!」と決めて予想以上の出会いや収穫があると、自分が幸せ過ぎて怖い感じさえしてきます。これぞセレンディピティ!